7月15日の世界一受けたい授業では、1週間で口臭・歯周病を改善する口腔ケアを教えてくれましたので紹介します。
歯周病チェック
日本人の3人に2人が歯周病といわれており、世界で一番蔓延している病気です。
歯周病の人は心筋梗塞になるリスクが2倍、すい臓がんリスクは2.3倍、脳梗塞のリスクは2.8倍になるといわれており、他にも糖尿病、認知症、肺炎、骨粗しょう症のリスクも上がるといわれています。
1年に1回以上歯科検診を受けるのが大切です。
歯周病チェックは歯磨きやフロスを使うときに、歯ぐきから血が出る人は歯周病の可能性が高いです。
歯周病は歯周ポケットに細菌が溜まって炎症を起こすので、歯磨き程度の刺激でも出血をします。
さらに進行すると歯が抜けてしまうことも。
歯磨きチェック
正しい歯磨きはほとんど無音
音が出るときは表面だけを大雑把に磨いている証拠。歯は1本ずつ小刻みに磨くのが大切で、きちんと磨いているとほとんど無音です。
丁寧に歯磨きするのは夜
寝ているときに一番細菌が繁殖するので、寝る前にしっかりと汚れを落としておくことが、歯周病予防に大切です。
歯ブラシのかたさはやわらかめ
歯周病予防のためには 歯と歯のすき間や歯と歯茎の境目をしっかりと磨くことが大切。
そのためには歯茎を傷つけにくいやわらかめがおすすめ。
デンタルフロスは毎日使う
歯ブラシだけだと落とせる汚れは58%といわれています。
磨き残しは24時間で細菌が繁殖したプラークになり、さらに3日で歯石になってしまいます。歯石は細菌が増える足場となり、歯周病の原因となります。
歯ぐき磨き
歯ぐきの歯周ポケットに歯ブラシの毛が入るように磨くのが大切。
口臭の原因
マスクをしていると口臭が気になるという人が多くいます。
その原因はマスクをすることで口呼吸になり、ドライマウスになっていることが考えられます。
ドライマウスになると細菌が増殖し、口臭の原因となってしまいます。
ドライマウスチェック
リラックスしているときに、舌がどの位置にありますか?
正しい位置は上です。
きちんと鼻呼吸が出来ていると、自然と舌先が上あごにくっつきます。
一方、真ん中や下にある人は口呼吸になっており、ドライマウスになっている可能性があります。
口臭解消法
①朝食をとる
②高速ぶくぶくうがい
③舌みがき
朝食をしっかりとることで、唾液がでるのでドライマウス予防に役立ちます。
高速ぶくぶくうがいは、勢いよく水流を当てるうがいをして、水流で汚れを落とします。
舌に白っぽい汚れがついていると、口臭の原因となります。柔らかいガーゼや舌みがき専用ブラシで優しく磨いてあげてください。
まとめ
ぜひ参考にしたいと思います。
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