3月7日のカズレーザーと学ぶ。では、花粉症治療の新薬「オマリズマブ」を教えてくれましたので紹介します。
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花粉症治療の新薬「オマリズマブ」
2020年に保険適用された新薬「オマリズマブ」が紹介されました。
アレルギーの原因となるIgE抗体を抑える薬で、花粉症に効果があるとされています。
ただし、適用条件があり
①前スギ花粉症シーズンでも重症な症状があった。
②スギ花粉のアレルギー検査がクラス3以上。
③花粉症の治療を1週間以上行い、効果が不十分。
④12歳以上 血清総IgE抗体濃度が30~1500IU/ml 体重20~150㎏の範囲など。
お医者さんにかかって、これらの条件を満たして適用されると保険適用で治療ができるとのこと。
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オマリズマブと従来薬の違い
花粉症のメカニズムは、花粉・アレルギー物質がIgE抗体に結合し、それがマスト細胞とくっつくことで、ヒスタミンが大量放出→そのヒスタミンが炎症を引き起こして引き起こされます。
従来薬はそのヒスタミンを抑える効果があり、目のかゆみや鼻水が抑えられています。
オマリズマブはIgE抗体にくっつき、マスト細胞に結合するのを防ぐために、ヒスタミンの放出自体を防いでくれ、より上流の段階で花粉症の症状を抑えてくれるというもの。
劇的に効果があるとされていますが、オマリズマブ自体でアレルギーを起こす可能性もあり、お値段も月3万円以上かかってくると壁が高いのも特徴。
また、オマリズマブは免疫をいじる治療法なので耳鼻科と内科の両方にまたがる治療法なので、受けられる病院が多くないということも問題です。
オマリズマブの治療を受けたい人は、病院にかかる前にオマリズマブ治療ができますか?と訪ねてから行くのが大切です。
まとめ
ぜひ参考にしたいと思います。
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