4月15日の世界一受けたい授業では、久道勝也先生が、足のトリセツを教えてくれましたので紹介します。
足の危険サイン
①足の甲に脈を感じない。
②すね骨を10秒押すと、10秒以上跡が残る。
③くるぶし・ふくらはぎにくもの巣状の血管。
④足首が10度以上曲がらない。
⑤触られた指がわからない。
⑥立ち姿を後ろから見た時、薬指が見える。
⑦爪に黒い変色がある。
足の甲に脈を感じない
足の甲に脈を感じない人は、足の心筋梗塞の下肢閉塞性動脈硬化の可能性があります。
動脈が詰まると脈を感じなくなります。
ふくらはぎの血管にコレステロールが溜まっているとこれになりやすく、最悪の場合、壊死につながります。
すね骨を10秒以上押さえると10秒以上跡が残る
立ち仕事や高齢者、出産経験がある人に起こりやすく、要注意の症状。
静脈の弁が壊れている下肢静脈瘤になりやすくなってしまいます。
むくみとしてその症状がでやすくなります。
くるぶし・ふくらはぎにくもの巣状の血管
こちらも立ち仕事や高齢者、出産経験がある人に起こりやすく、要注意の症状。
足の血管がデコボコに出てしまい、手術などをしないといけなくなります。
週1~2回、1日8000歩以上歩くことで、予防ができます。
弾性ストッキングを着用するのもおすすめ。
下肢静脈瘤予防ストレッチ
①椅子の背もたれを持って背筋を伸ばして立つ。
②足の裏をつけたまま、股関節を曲げてひざの角度を90度まで曲げる。
③元の姿勢に3秒かけて戻る。
④つま先立ちになって2秒キープ。
10回を1日3セット行う。
足首が10度以上曲がらない
①アキレス腱を伸ばすポーズの要領で、前後に足を開く。
この時、後ろの足はまっすぐ前に向ける。
②かかとをしっかり床につけた状態で、後ろ脚の傾きが10度以上ないひとは要注意。
10度以上曲がらない人は、ふくらはぎの筋肉がうまく使えておらず、下肢静脈瘤になる可能性がたかいです。
また、足裏に負担もかかって外反母趾などになる可能性があります。
アキレス腱伸ばしを行うのがおすすめ。
触られた指がわからない
目をつむった状態で、足の指を触ってもらいます。
6回のうち、2回以上間違えたら要注意!
足の感覚がなくなるというのは、転倒リスクが高くなります。
糖尿病の神経障害の検査に使われるもので、糖尿病の人は足先の感覚、痛みを感じにくくなってしまいます。壊死などにもつながります。
立ち姿を後ろから見た時、薬指が見える
こぶし1つ分状態で、できるだけ自然な状態で立ちます。
立ち姿を後ろから見た時、薬指が見えるとき要注意!
薬指が見えていると偏平足の可能性があります。
足のアーチがあるとばねの役割をして、衝撃を吸収し力強い歩き出しができます。
加齢やじん帯の変形が原因で偏平足になると、歪みを解消するために足首、ひざ、股関節にゆがみが生じ、最終的に首が歪んで頭痛につながります。
足裏のアーチを維持するために、足指足裏筋トレがおすすめ。
足のグー・パー・チョキ体操
足を思いっきりグー、パー、チョキをします。
1日5~10回を行うのがおすすめ。
爪に黒い変色がある
爪に黒い変色があると悪性黒色腫の可能性があります。
転移しやすく、深さ4㎜を超えているものは5年生存率50%と危険性が高いのが特徴。
血豆と違って、長期間消えないものや色にムラがあるものは要注意。気になった場合はお医者さんに診てもらってください。
まとめ
ぜひ参考にしたいと思います。
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