7月7日の石原さとみさんがMCで市村正親さんが助っ人エンターテイナーのあしたが変わるトリセツショーでは、呼吸の取扱説明書としてを教えてくれましたので紹介します。
肺を十分に使えていない
肩こりや冷え性のプチ不調を抱える人たちは、実年齢よりも老いた肺を持っていることが分かりました。
機能的残気量という息を吐いた時に肺の中に残る空気の量があり、これが多いと新しく据える空気の量が減るので、肺を十分に使えていない、つまり老いた肺となってしまいます。
老いた肺ほど浅く速い呼吸になる傾向があり、逆に若い肺ほど深くゆっくりとした回数の少ない呼吸となります。つまい、老いた肺と若い肺の違いは呼吸の回数に現れます。
速い呼吸
老いた肺の速い呼吸は、呼吸に関連する脳の偏桃体が興奮し、交感神経を通じて心拍数上昇、血管収縮が起こってしまいます。
その結果、血流が悪くなり、コリや冷え性の原因となってしまいます。
ゆっくり呼吸
一方で若い肺のゆっくりとした呼吸は、偏桃体が鎮静しており、副交感神経を通じて、心拍数低下、血管拡張が起こります。
その結果、コリや冷え性が解消すると考えらえます。
また偏桃体はいかりや恐怖の感情もつかさどっており、呼吸数を減らすことで、不安感やストレス軽減にも期待ができます。
呼吸筋を鍛える呼吸ストレッチ
呼吸を減らすと言っても意識的に呼吸数を減らすのは大変です。
そこでおすすめなのが呼吸ストレッチです。
肺は自力では伸び縮みできない空気袋であり、肺を伸縮させているのは、約15種類の呼吸筋と呼ばれる筋肉です。これらが硬くこわばっていると深い呼吸ができなくなってしまいます。
呼吸ストレッチは呼吸筋を柔らかくすることで、意識せずともゆっくりとした呼吸ができるようになります。
呼吸ストレッチのやり方
4種類のストレッチを1セット5回ずつ、朝昼晩の1日3回を目安に行う。
ストレッチ①:ウォーミングアップ
①足を肩幅に広げ、肩を上げながら鼻から息をゆっくり吸う。
②肩を下げながら口から息を吐く。
円を描くように肩を動かすのがポイント。
ストレッチ②:吸う筋肉のストレッチ①
①足を肩幅に広げ、首を倒し反対側の手を斜め下に伸ばしながら息を深く吸う。
②息を吸いきったら、ゆっくり吐きながら元に戻す。
これを左右両方行う。
ストレッチ③:吸う筋肉のストレッチ②
①足を肩幅に広げ、組んだ手を前に突き出しながら背中を丸める。
同時に息を深くゆっくりと吸い込む。
②息を吸いきったら、ゆっくり吐きながら元に戻す。
ストレッチ④:吐く筋肉のストレッチ
①足を肩幅に広げ、腰の後ろで組んだ手を伸ばしながら、胸を張り、ゆっくり息を吐く。
②息を吐ききったら、ゆっくり吸いながら元に戻す。
まとめ
ぜひ参考にしたいと思います。
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